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収支のバランス - やさしい経済 #2 - KazMuzik Blog
2008-04-01 01:23




前回は、支払い能力が大切であることを説明しましたが、そのためには、ある一定期間の収入と支出のバランスがとれていることが重要です。まずは、資産や負債などを考慮しないで、考えてみます。

経済活動における収入や支出は、ある特定の時点に起きるイベントであり、連続的なものではありません。例えば、1ヶ月分の家賃が $720 とすれば、月末の、例えば、3/31 9:00am に $720 が支払われるわけで、毎日 $24 (= 720 / 30)ずつとか、1時間ごとに $1 (= 24 / 24)ずつのお金が動くわけではありません。これは収入においても同様で、日雇いでなければ、通常、毎日働いても、月に1回あるいは2回程度のタイミングで、まとめて支払われることになります。つまり、ある支払いがある時に、それに対する支払い能力があるとは、それ以前に、十分な収入のイベントがあることが前提になります。

しかし、これらのイベントは、連続的でこそありませんが、通常は定期的にあるのが普通です。例えば、上記の家賃の支払いや給与の入金などの例では、1ヶ月に1回ずつ、繰り返し起きるイベントということになります。つまり、毎月、同様の経済活動を行っていれば、1ヶ月の収入が、支出より上回っていれば、特別の事情がない限り、問題ないわけです。

この一定期間は、個人の場合は、1ヶ月単位、ある規模の企業になると、3ヶ月単位で考えるのが普通ですが、半年に1度とか1年に1度、大きなイベントがある場合は、1年単位でも、収支のバランスがとれていることが必要です。例えば、半年に1回ずつ、必ず $1,200 ずつの支払いがある場合は、それに見合う特別な収入がない場合、毎月の収入から $200 ずつ、その支払いに割り当てるよう準備する必要があります。つまり、半年の収入の合計が、その期間の支出の合計より、大きいことが必要です。

このようなことは、冷静に考えれば当たり前のことですが、毎月の生活に追われていたりすると、半年に一度や1年に一度という大きな支払いのイベントがある時に、直前になってあわててしまうことが多々見受けられるので、注意が必要です。

Tags: tax